どんな方法でクレジットカードの現金化をしたとしても、使ったショッピング枠と実際に手にすることができた現金の差というのは生まれてしまいます。 それでもやろうとする人が多いのはとにかく現金が必要であり、手にすることができるからです。
方法としての特徴
クレジットカードを利用して、キャッシュバックなどによって現金を手に入れる方法であり、これはショッピング枠を使います。
本来、ショッピング枠というのは当然ながら買い物をするためのものです。
しかし、それをどうにかして現金にしようという試みであるから、現金化と呼ぶわけです。
クレジットカードの現金化には手数料がほぼかかります。
クレジットカード現金化業者というのがいるわけですが、当然その使ったショッピング枠に対して同じ金額の現金を渡していたら業者の利益がないわけですから、その分を差し引かれることになります。
つまりは、現金を手にすることができるわけですが、特に金銭的に得をする行為ではない、というのは理解しておきましょう。
なんなら損をしています。
金銭的な損失が必ず発生してしまい、そしてそれは金利という形でみるとかなり割の悪い行為となる、ということが殆どなのです。
これは自分でやろうとも業者を利用して行う場合であろうとも基本的には差額は発生することになるのです。
それでもやる人がいる行為
クレジットカードの現金化はリスクがある行為です。
クレジットカード会社にその行為がバレたり、現金化行為と認定された場合においては、確実と言っていいくらいクレジットカードの利用の停止をさせられるということでしょう。
無論、発覚しなくてそのまま返済も終わり、ということになればそのまま使い続けることができるわけですが、ノーリスクではないといえます。
また、現金化したお金が増えるわけでもありませんし、要するに未来に負担を押し付けている行為、といっても差しさわりないわけですが、それでも尚、やろうとする人が後を絶たないわけです。
その理由は簡単に言えば素早く現金が手に入るからです。
その一点にこそ、メリットを感じるわけであり、デメリットがあるにしてもメリットに勝る魅力を感じているから行うわけです。
継続してやることは破綻を招くと言わざるを得ないですが、どうしても現金が必要であり、一回だけで乗り切れるときなどは検討する余地は個々人の状況を鑑みるに、やる価値はあり得ることでしょう。
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執筆者：河村 孝規